COME AN' GET IT Tour
二度目の来日公演から東京3公演目。ジャケには誇らしげに「Soundboard recording」とあるものの、「実はAUD録音」という噂も聞きました。「SBDで出回ってるけど実はAUD」と言われる音源って大抵、実際聴けば「これAUDだよ」となるんですが……う〜ん、こりゃホントに微妙だ(笑)。客の声も小さく、分離もクリアで綺麗なサウンドはかな〜りラインっぽいものの、低音のボケ具合、録音者と思しき超近い拍手、距離感がなさそうでありそうなヴォーカル、ドラムはAUDっぽい。でもこれくらいは放送物でも結構あるしな……まぁ多分AUDかな。それほど良く録れてるって事ですけどね。
同じく来日公演の5公演目。こちらはいかにもAUDらしいAUD録音(笑)。少々過剰入力気味ながら、全パートを鮮明に聴き分けられるクリアランスと迫力、臨場感までもがそろったサウンドは実に素晴らしい。特にグルーヴ感タップリに轟きつつも全体のアンサンブルを崩さないベースサウンドがハンパじゃなく格好良く、美麗サウンドの「FIRST NIGHT FOR "THANK YOU"」よりダイナミズムでは上です。アコギの艶も美しい。さらにドキュメント性の高いAUD録音であればこそ、妙なワープもなく全編安心して聴けるのが殊更嬉しい。ホント、AUDだからって侮れませんねぇ(笑
OFFICIAL CD「AND ABOUT TIME TOO」
OFFICIAL CD「LOOK AT ME NOW」
さて、'81年10月から新作「SAINTS & SINNERS」の製作を開始。ドイツツアーやらバンド解体(苦笑)やら再編やらを挟みながら、完成したのは翌'82年の10月。何度もスタジオを替えたり、一度バッキングの大半を破棄したりと、かなりの難産だったよう。結局、丸1年もかかったこのアルバム、やはりリマスター盤ボーナスで作業中のテイクが聴けます。
'81年4月〜'82年10月
いよいよClassic SNAKEラストの「COME AN' GET IT」のツアー……なんですが、この年はSBD/FMブートが全然なくて「ライン中心」の私には困りもの。さらに人事・活動が安定してる反面、目立った特徴もなくて“この日が聴きたい!”というポイントにも欠ける。結局、今のところ日本公演を2枚しか聴いたことがなく、書くネタがあまりにもない。でもまぁ、ココだけ抜くのも変なので一応聴いたものだけ書きますね。
MEMBER
VOCAL: David Coverdale
GUITAR: Micky Moody
GUITAR: Bernie Marsden
BASS: Neil Murray
DRUMS: Ian Paice
KEYBOARD: Jon Lord
と、かなりしょっぱい態度を取っていますが、実はこの時期の演奏は結構オイシイ。徐々に磨き上げられていったClassic SNAKEのアンサンブルは円熟の極みに達してまして、安定感を増しながらも熱さは失われていない。さすがに爆テンションは落ち着いてきましたが、代わりに曲の持つドラマティシズムを効果的に引き出す業が光る。匠の世界とでも言いましょうか。やっぱりこのツアー、追究していこうかな?
BOOTLEG CD-R「FIRST NIGHT FOR "THANK YOU"」(AUD録音?)
'81年6月25日東京中野サンプラザ
DISC 1
1. Walking in the Shadow of the Blues 2. Sweet Talker 3. Ready an' Willing 4. Don't Break My Heart Again 5. Till the Day I Die 6. Lovehunter (incl. M. Moody Solo) 7. Mistreated〜Soldier of Fortune 8. J. Lord Solo
DISC 2
1. Belgian Tom's Hat Trick 2. I. Paice Solo 3. Ain't No Love in the Heart of the City 4. Would I Lie to You 5. Fool for Your Loving 6. Come On 7. Thank You Audience 8. Wine, Women an' Song 9. We Wish You Well
ここまで録音が良いと別の問題が気になる。音飛び(ワープ)が散見するし、アナログ起こしと思われるスクラッチノイズが全編にあるのもいまいち。マスターテープが発掘されたら凄そうですね。
BOOTLEG CD「COME AN' GET THEM」(AUD録音)
'81年6月27日名古屋市公会堂
DISC 1
1. Opening 2. Walking in the Shadow of the Blues 3. Sweet Talker 4. Ready an' Willing 5. Don't Break My Heart Again 6. Till the Day I Die 7. Lovehunter 8. M. Moody Solo〜Lovehunter (reprise) 9. Mistreated (incl. Soldier of Fortune) 10. J. Lord Solo 11. Belgian Tom's Hat Trick 12. I. Paice Solo
DISC 2
1. Ain't No Love in the Heart of the City 2. Would I Lie to You 3. Fool for Your Loving 4. Come On 5. Thank You Audience 6. Wine, Women an' Song 7. Member introduction 8. Gimme Some Lovin'〜Wine, Women an' Song 9. We Wish You Well
……とまぁ、たった2枚しか聴いてないので書けるのはこれくらいです。他にもっと凄く良い音源があるのかも知れませんが、知りません。なにせAUDは奥が深いですからね。今後も聴いたら追加していこうとは思ってますが、今はこの辺で。
BERNIE MARSDEN & FRIENDS
'81年8月7日THE FRIDAY ROCK SHOW SESSION
BONUS TRACK
11. Who's Fooling Who 12. Shakey Ground
BONUS TRACK
11. Look at Me Now 12. Bylbos Shack
あまりにもトピックがないので、お茶でも濁そうかと(苦笑)。この時期、Marsdenの「LOOK AT ME NOW」プロモーション用にラジオセッションが行われ、CoverdaleとMurrayが参加しました。メインで歌うのはMarsdenですが、Who's Fooling WhoはCoverdaleとのデュエット。まぁ、1曲でもCoverdaleが歌ってるし、一応はスタジオライヴだし……ってことで載っけてみました。
MEMBER
VOCAL & GUITAR: Bernie Marsden
BASS: Neil Murray
DRUMS: Simon Phillips
KEYBOARD: Don Airey
VOCAL: David Coverdale
この時の模様は「THE FRIDAY ROCK SHOW SESSION」や1st、2ndのボーナスで聴けます。……え〜っと、Who's Fooling Whoはつまんない曲です。以上。
「SAINTS & SINNERS」DEMO CD
OFFICIAL CD「SAINTS & SINNERS」BONUS TRACK
(MONITOR MIX) 11. Young Blood 12. Saints And Sinners
(UNFINISHED UNRELEASED SONG) 13. Soul Survivor
期待した未発表曲Soul Survivorは歌なしのバッキングトラックで、アレンジも超シンプル。なんかガッカリ。他の2曲は「MINITOR MIX」だそうですが、コレってどういう意味なんでしょ? 「ROUGH MIX」とどう違うんだろ?
NORTH WINDS/SNAKEBITE Tour /
TROUBLE Tour /
LOVEHUNTER Tour /
READY AN' WILLING Tour /
COME AN' GET IT Tour /
SAINTS & SINNERS Tour /
SLIDE IT IN Tour (Part 1 /
2 /
3) /
WHITESNAKE '87-90 /
WHITESNAKE '94-97 /
WHITESNAKE 2003-2009
MOODY/MARSDEN, THE SNAKES, COMPANY OF SNAKES, M3