WHITESNAKE '87-90
'87年6月20日〜'90年9月26日


'84〜85年で力一杯調べたら力尽きた(笑)ので、再び肩の力を抜いてまったりと。ここでは'87〜90年のいわゆる“Metal SNAKE”(+オマケ)を扱います。まずは'87〜88年の「SERPENS ALBUS」ツアーから。

MEMBER
VOCAL: David Coverdale
GUITAR / KEYBOARD: Adrian Vandenberg
GUITAR: Vivian Campbell
BASS / KEYBOARD: Rudy Sarzo
DRUMS: Tommy Aldridge
 
 アルバム完成を待たず、苛烈なる解雇劇でメンバー全員をクビにしたCoverdale。特に、給料が止まっても活動再開を信じ、機材を売って(涙)食いつないでいたMurrayには「クビ」さえ伝えなかったそう。長年の付き合いにもかかわらず、部外者から「もうメンバーではない」と知らされたMurray……酷すぎです。
 さておき、この時点でWHITESNAKEは“ソロシンガーがその時々で雇うバックバンド”へと変質、グループとしての歴史を終えました。名前がどうあれ、事情事情に合わせてミュージシャンを集めるという行動が完全なソロそのものですからね。
 そして集められたツアーバンドは、度々候補に挙がってきたAdrian Vandenberg、Tommy Aldridge、Rudy Sarzoに“Moore→Sykesと来たらこの人”のVivian Campbellを加えた4人。ずいぶん趣味が変わったなぁと思わせつつ、ほんのり微かに過去の経緯も薫る人選でもあります。

 肝心のサウンドですが……変われば変わるもんですねぇ。なによりも主役のCoverdaleが別人。ブルージーな側面はチラ見せ程度に、全編に渡ってハイパーに叫びまくる人になっちゃいました。ハッキリ言ってこのスタイルは大嫌い m(_ _)m なんですが、そんな私でもパワフルに気持ち良〜く伸びる声が妙にクセになる(笑)。この後すぐ荒れてしまうだけに一時の輝きは貴重です。
 そしてバックも様変わり。とってもメタリックでキラキラしてる。ただ、これが格好良いから困ったもんだ(笑)。もはやブリティッシュな憂いを湛えた“かつてのらしさ”はカケラもありませんが、Vivian&Adrianのツインは相性・バランスも良好で欧州味もキープ。Gary Moore節はまかせろと言わんばかりのVivianがIs This Loveで光れば、AdrianはLove Ain't No StrangerでVANDENBERGそのもののソロを聴かせる。Guilty of Loveの小粋なリフワーク、アレンジも新鮮です。
 スタジオ作に(ほぼ)関係ないメンバーながらも再現に走らず、手を加え放題の全曲リメイク状態は聴き応えと統一感を両立。この現在進行形な姿こそが後の復活ライヴとの決定的な違いでしょうね。大したバンドを集めたもんです(コーラスはダメダメですけど:苦笑)。


BOOTLEG CD「LIVE AT OLYMPIC POOL 1988」
'88年6月13日代々木オリンピックプール
DISC 1

1. Bad Boys (incl. Children of the Night) 2. Slide It In 3. Slow an' Easy 4. Here I Go Again 5. Guilty of Love 6. Is This Love 7. Love Ain't No Stranger
DISC 2
1. Crying in the Rain (incl. Drum solo) 2. Still of the Night 3. Ain't No Love in the Heart of the City 4. Give Me All Your Love 5. Tits

 大定番の来日公演FM。持っている方もさぞや多いことでしょう(笑)。下記の他タイトルと比べると低音が弱めなバランスでクリアランスは抜群。好みにもよりますが、頭1つ抜けたオフィシャル級ですね。簡易な紙ジャケなものの、デザインも印刷も美しく“決定盤”と呼ぶに相応しいアイテムでしょう。実際メタル化以降の一番のお気に入りでして、もしかしたら「SERPENS ALBUS」より聴いてるかも知れません。
 そして空前の大成功を味わうかのようなムードがまた素晴らしく、Coverdaleも絶好調。歌を観客に任せすぎ(にも関わらず客が歌わない:苦笑)な気もしますが、「ウタッテ」「オゲンキデスカ」「We are 白蛇」等々のCoverdale節も連発。やっぱり彼は日本公演が格別です(笑
 VivianがGary Moore直系なのは周知と思いますが、一方のAdrianはLeslie Westの信奉者でMichael Schenkerと同じ。つまりこの2人は“夢のMoore&Schenkerツイン”を疑似体験させてくれるスーパーコンビなのです! ……え? 全然違う? 失礼しやした(笑

BOOTLEG CD「LIVE IN TOKYO」「OLYMPIC NIGHT」
'88年6月13日代々木オリンピックプール
DISC 1

1. Bad Boys incl. Children of the Night 2. Slide It In 3. Slow an' Easy 4. Here I Go Again 5. Guilty of Love 6. Is This Love 7. Love Ain't No Stranger
DISC 2
1. Vandenberg/Campbell guitar solo 2. Crying in the Rain 3. Aldridge drum solo 4. Crying in the Rain (conclusion) 5. Member introduction 6. Still of the Night 7. Ain't No Love in the Heart of the City 8. Give Me All Your Love 9. Tits
 大ヒットツアーの定番だけに同公演物は他にもあります。画像左の「LIVE IN TOKYO」が一番有名だと思いますが、実は一番厳しいタイトル。上記「LIVE AT OLYMPIC POOL 1988」と比べると低音が効いて迫力があるものの、少々ダンゴっぽくて微妙な歪みもある。ブートとしては十分以上の高音質なんですけどね。それ以上にテープスピードが速くてピッチが高いのは致命的。
 画像右の「OLYMPIC NIGHT」も「LIVE IN TOKYO」に似た音ですが、ピッチは正確なので一番ヘヴィなサウンドが聴ける盤です。スタイルがスタイルなだけに迫力重視の方は「LIVE AT OLYMPIC POOL 1988」より気に入るかも知れません。
 それぞれにトラック数が異なりますが、分け方の違いで曲数は同じです。言い忘れましたがラストのTitsはZZ TOPのTushの替え歌カヴァー。「こんなのやるくらいなら昔の曲をやってくれよ」とは実際にこのショウを観た知人の弁。確かに(笑


さて、次は'90年の「SLIP OF THE TONGUE」ツアー。アルバムは世紀の大駄作と評判?ですが、私は嫌いじゃない……と言いますか「SERPENS ALBUSパート2」ですね。どちらも私の愛する“かつて”とは無縁の異世界ですし、凝ったアレンジのメタルソングをヒーローが弾き倒し、メタルシンガーCoverdaleが叫ぶアルバム。やり玉に挙げられるFool for Your LovingもHere I Go Againとどう違うのか……むしろ最初から作り直してる分、“写真に落書き”状態の「SLIDE IT IN (US Remix)」よりよほど健全。いっそ徹底的にゴージャスに仕上げてくれただけ清々しいやってトコでしょうかね。その意味でSteve Vaiの功績は大きいです。

MEMBER
VOCAL: David Coverdale
GUITAR / KEYBOARD: Adrian Vandenberg
GUITAR: Steve Vai
BASS: Rudy Sarzo
DRUMS: Tommy Aldridge
 
 さておき本題のライヴ。泥臭い翳りをかなぐり捨てたセレブ(笑)な高級メタルサウンドに奇才Steve Vaiの味付けまで加わったアリーナロックは豪華絢爛。全編でうにょうにょフレーズが飛び出す「SLIP OF〜」の世界に塗り替えられ、旧曲でもVaiの妙なハマり方(ハメてはいる:笑)が面白い。進行形はここでも堅持されてます。私には“絶叫Coverdale”な時点で相性以前ですからね。ぶっちゃけ面白いだけもめっけもんだったりします。もっとヤレヤレ!(笑
 ただし、そのCoverdaleの声が荒れているのはいかんともし難い。アルバムでも気になりましたが、さらに悪化。こうなると元々嫌いなシャウティング・スタイルが本当に辛いなぁ。また、Adrianの腕の怪我はツアー終了まで完治することはなかったそうですが、「本当かよ?」と言いたくなるほど弾きまくり。Vaiへの対抗意識か単に合わせただけなのか、意外にVaiっぽいプレイも聴かれる等、らしさは少々薄目。ギターコンビとしてのVai&Vandenbergの相性はやはり良くなかったのかも。


BOOTLEG CD「MONSTERS OF ROCK」
'90年8月18日CASTLE DONINGTON
DISC 1

1. Slip of the Tongue 2. Slide It In 3. Judgement Day 4. Slow an' Easy 5. Kittens Got Claws 6. Vandenberg guitar solo 7. Is This Love 8. Cheap an' Nasty
DISC 2
1. Crying in the Rain 2. Aldridge drum solo 3. Fool for Your Loving 4. Vai guitar solo 5. For the Love of God 6. The Audience Is Listening 7. Here I Go Again 8. Bad Boys (Incl. Children of the Night) 9. Ain't No Love in the Heart of the City 10. Still of the Night

 “ゴージャスSNAKEの頂点”に相応しい究極の大舞台MONSTERS OF ROCKフェスティバルのトリを収めた放送音源です。上記の来日公演と並んでの大定番で同等の超クリアサウンドですが、耳障りなノイズや音飛びが頻繁にあります。「やるべき価値のあることはやりすぎる価値がある」という、痺れるようなCoverdaleのモットーが最終的にたどり着いたステージだけに完璧な音で聴きたかったですね。
 後の復活WHITESNAKEとは違う“徹底的にやる”姿勢はそれだけで気持ちが引き締まりますし、迫力の演奏陣、荒れた声の悲壮感、ユーモアさえ見せるソロ……様々な要素が一丸となったショウは(良くも悪くも)なかなか凄絶。ベスト盤でお茶を濁すくらいなら、悪評ついで?にコレをリリースするぐらいの意地が見たかったなぁ。今さら話なんですが。
 このステージは定番だけにやたらと種類があり、私も5種類ほど持っています。この盤がベスト!とは言えないんですが、一応収録時間が一番長く(と言っても23秒だけ)ジャケが好みなので取り上げてみました。

BOOTLEG CD「MONSTERS OF ROCK」「BACK IN DONNINGTON」
BOOTLEG CD-R「MONSTERS OF ROCK 1990」
'90年8月18日CASTLE DONINGTON
DISC 1

1. Intro〜Slip of the Tongue 2. Slide It In 3. Judgement Day 4. Slow an' Easy 5. Kittens Got Claws 6. Vandenberg guitar solo 7. Is This Love 8. Cheap an' Nasty
DISC 2
1. Crying in the Rain〜Aldridge drum solo 2. Fool for Your Loving 3. Vai guitar solo (Incl. For the Love of God) 4. Here I Go Again 5. Bad Boys〜Children of the Night) 6. Ain't No Love in the Heart of the City 7. Still of the Night
 やたらとある同公演盤。プレス違いまで手に入れてベストを決めてやる!と意気込んだんですが……いや、確かにノイズや収録時間がちょっとずつ違うんですが……いくら聴いても……どれがベストなのかサッパリ……ごめんなさい。
 ただ画像右上の「BACK IN DONNINGTON」だけは明らかに音質が異なり(悪い意味でなく)軽め。ノイズも少ないかな……どうかな……やっぱり分かりまへん(涙)。上記の曲目は「BACK IN〜」のトラック割。割り方は違っても曲数はどれも同じです。
 画像に「MONSTERS OF ROCK」が2つあるのはプレス違い盤。左上がオリジナルで右下がカラーコピーです(ってわかんねーよ!:苦笑)

VHS MAGAZINE「HARD 'N HEAVY VOLUME 10」
'90年8月18日CASTLE DONINGTON

Slide It In
 実はプロショット映像もあったりしまして、今は懐かしい「HARD 'N HEAVY」に1曲だけ見つけました。以前、同じ映像を観たときはCDと同じく音飛びがあったと思ったんですが、コレを書くにあたってVHSを見直したら綺麗なモンでした。流石公式ソース、やっぱりあるところにはあるんですねぇ。完全版が見てみたいものです。(画像がヨコ置きなのはレイアウトの事情ですよん)


同会場のAUD映像:BOOTLEG DVD-R「1987/1988」「NIGHT OF BUFFALO」
'88年8月3日MEMORIAL AUDITORIUM, BUFFALO, NY/「1987/1988」DISC 2

1. Intro 2. Bad Boys (incl. Children of the Night) 3. Slide It In 4. Slow an' Easy 5. Here I Go Again 6. Guilty of Love 7. Is This Love 8. Love Ain't No Stranger 9. Adrian & Vivian guitar solo 10. Crying in the Rain (incl. Drum solo) 11. Still of the Night 12. Give Me All Your Love 13. Tits
'90年2月19日MEMORIAL AUDITORIUM, BUFFALO, NY/「NIGHT OF BUFFALO」
1. Slip of the Tongue 2. Slide It In 3. Judgement Day (途中cutアリ) 4. Fool for Your Loving 5. Slow an' Easy 6. Is This Love 7. Kitten Got Claws 8. Adrian guitar solo 9. The Deeper the Love 10. Cheap an' Nasty (cut out) 11. Crying in the Rain (cut in) 12. Aldridge drum solo 13. Steve guitar solo 14. Here I Go Again 15. Bad Boys 16. Give Me All Your Love 17. Still of the Night

 '87〜90年の“メタルSNAKE”は長い歴史でも頂点を極めるビッグプロダクション。ぜひ目でも確認したくてAUD映像にも手を出してみました。Buffaloでは「SERPENS ALBUS」「SLIP OF THE TONGUE」の両ツアーとも同会場でライヴがあり、そのどちらもがツアーを代表的する有名AUD映像だったりします。しかもこの2つは撮影位置やズームを多用したアングルのクセまで似ているという、偶然にしては強烈な符合がコレクト心をそそってくれました(撮影者も同じだったりして:笑)。
 そもそも「動くVaiが観たいなぁ…」と思っていたところ、コレクターサイトで「Buffalo公演がベスト」と紹介されていたので画像右の「NIGHT OF BUFFALO」をチョイス。撮影ミスと思しきカットもあるものの、ギター3本を駆使するVaiのソロタイムは一見の価値アリ(笑)ですし、MONSTERS OF ROCKでは聴けないThe Deeper the Love、Give Me All Your Loveもオイシイ。
 そして会場繋がりで「SERPENS〜」ツアーもBuffalo公演(画像左の「1987/1988」のDISC 2)にしたところ、音質・画質ともに「NIGHT OF BUFFALO」よりも上。両年ともステージ全体が見わたせ、見所ズームも気の利いてて当時の様子がよく分かる。音もだいぶ聴きやすいですね。ちなみに「1987/1988」のDISC 1は7月12日Iowa公演のAUD映像。ツアー初期にMOTLEY CRUEの前座だった頃の短めステージで、アップも多くコチラも見応えがあります。


オマケ:もう1人のSERPENS ALBUS(BLUE MURDER)

時間は少々さかのぼって'89年。空前の成功作の呪縛に囚われた「SLIP OF THE TONGUE」を製作するWHITESNAKEの一方、「SERPENS ALBUS」最大の功労者John Sykesも自身のバンドで大ヒット作の影の濃い音楽をやっていました。「SERPENS〜」を“Coverdale/Sykesのフィフティなアルバム”と考えれば、この時期のWHITESNAKEとBLUE MURDERは等価だと思いますので、オマケに1本だけ。

MEMBER:BLUE MURDER
VOCAL & GUITAR: John Sykes
BASS: Tony Franklin
DRUMS: Carmine Appice
ADDITIONAL KEYBOARD: Nick Green
 
 アルバム「BLUE MURDER」からして“もう1枚のSERPENS”とでも言えそうでしたが、ライヴもまたあの世界。Still of the Nightしかやっていなくとも音楽的にはWHITESNAKEよりさらにSERPENS的で、'84〜85年とは一味違う図太い音のギターでねちっこく濃厚に弾きまくる様は圧巻です。“かつて”を愛するが故に複雑な心境になりがちな私ですが、BLUE MURDERなら素直になれるんですよね(笑
 その一方、下支えに留まらないリズム隊がWHITESNAKEとはまた違った意味で豪華。パワーとツボを兼ね備えたCarmine、変幻自在のFranklinと、三者三様に奔放でありながら絡み合うアンサンブルは'60〜70年代のHR黎明期すら彷彿とさせます。“奏者の融合”を重視する姿勢はいかにもギタリストらしく、“バックバンドのアップデート”で進行形をひた走ったCoverdaleとは対照的ですね。

BOOTLEG CD「INNOCENT CRIME」/BLUE MURDER
'89年8月25日日本青年館
DISC 1

1. Riot 2. Valley of the Kings 3. Out of Love 4. Instrumental 5. T. Franklin Solo 6. Billy 7. Ptolemy 8. Jerry Roll 9. C. Appice Solo 10. Hot Legs
DISC 2
1. Still of the Night 2. Closer 3. Purple Haze 4. Blue Murder
BONUS:DEMO TRACKS
5. Riot 6. Rockin' and Rollin' Our Lifes Away 7. Ptolemy 8. Out of Love 9. Lady Luck

 BLUE MURDER初来日公演を眩しく輝くSBDサウンドでパッケージしたブートレッグ。歌も演奏も耳元で炸裂するスーパーSBDながらバランス/ミックスにも優れ、詳細に渡って“生”が脳裏に刻み込まれる超絶音質です。
 それにしても聴けば聴くほど凄まじいバンドですねぇ。遠慮のカケラもないリズム隊も強力無比ですけど、それに負けるどころか“俺が主役!”なSykesは凄い人だ(笑)。Gary Moore系と呼ばれるギタリストは何人もいますが、独自色を出しつつ本家に肉薄できたのはこの人だけでしょうね。特に8分にも及ぶOut of Loveで壮絶に泣き叫ぶギターは私のオールタイムフェイバリットです。
 さらに3人とも勝手気ままなようでありながら一体感も強烈。Still of the Nightはあまり好きな曲じゃないんですが、パーカッシヴなCarmineも鮮やかなこのヴァージョンにはまったくもって脱帽です。そのStill of the NightだけでなくCarmine、Franklinのレパートリーやカヴァーを取り上げるところに「あくまでバンド」な矜持も感じられますね。時代、バンド、公式/非公式も問わず、これほど凄い音質、凄い演奏のライヴアルバムはちょっと思いつきません。
 ボーナスはデビュー作のデモで、音質は曲によってマチマチですが総じてまあまあ。アレンジは未完成なもののそれなりに聴ける段階のデモですね。未発表曲Rockin' and Rollin' Our Lifes Away、Lady Luckはオイシイ。また、未確認ながらドラムはCozy Powellではないか?とも言われており、確かにらしいプレイも聴けますが断言は避けます(笑)。デモだけに曲によって違うかも知れませんしね。ただヴォーカルはSykes本人で当時協力していたというGlenn HughesやRay Gillenではありません。

BOOTLEG CD「THREE PIRATES... RIOT」/BLUE MURDER
'89年8月25日日本青年館
DISC 1

1. Riot 2. Valley of the Kings 3. Out of Love 4. Unreleased Instrumental 5. T. Franklin Solo 6. Billy 7. Ptolemy
DISC 2
1. Jerry Roll 2. C. Appice Solo 3. Hot Legs 4. Still of the Night 5. Closer 6. Purple Haze 7. Blue Murder
 上記「INNOCENT CRIME」の同公演盤ブートレッグ(「8月20日MZA有明」はクレジットミス)で、恐らくこれが最初に発掘された盤だと思います。上記と同様の激クリアサウンドで音質の違いはほとんど感じられませんでしたが、こちらにはボーナスがありません。
 ちなみにHot LegsはROD STEWARTでCarmineの、CloserはTHE FIRMでFranklinのネタ。Purple Hazeはご存じJIMI HENDRIXのカヴァーです。唯一のWHITESNAKEネタとなるStill of the Nightではイントロが豪快に不協和音でビックリ。チューニングが狂ったかな?とも思ったんですが、特にギターを代えた様子もなく直るところを聴くと、ポジションでも間違えたんでしょうか?(笑


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